具体ケースのご紹介 ケース1
不動産の売却により、有利子負債をすべて解消!
A社(東京都)は、油圧プレス機械の製造業者として国内外に手広く展開しておられました。
しかし、有利子負債が嵩んでいたことから、毎月の資金繰りに支障を来すおそれが生じ、金融機関のご紹介で、当社にご相談がありました。
財務分析を行ったところ、有形固定資産=不動産に余力があり、これを処分することが有効であることが判明しました。
当社のアドバイスを受けて、本社工場を売却し近郊の借地に移転されたことにより、A社は有利子負債を全額返済し、その結果、運転資金にも余力ができ、財務体質、資金繰上の経常収支も改善できました。
当社は、財務分析、売却先探し、移転先探し、移転作業のすべてを、トータルにサポートさせていただき、社長様には、大変喜んでいただきました。
具体ケースのご紹介 ケース2
四面楚歌を解決しての売却成就・財務体質改善
B社(神奈川県)は、児童用玩具の製造業者として手広く展開しておられました。
しかし、多額の有利子負債による利払いが嵩み、毎月の資金繰に支障を来しておりました。このため、保有するビルを売却し、有利子負債を大幅に削減することを計画いたしました。
建替えを計画する買い手探しに2年、数多くのテナントとの立ち退き交渉、抵当権抹消に係わる複数の金融機関との折衝など、数多くの困難がありました。
これらを、当社の提携先である法律事務所と協力し、大胆かつ細心に進め、売却を成就させ、B社の財務体質は大幅に改善いたしました。
上場企業である不動産業者を含む関係者のすべてから「HW社なくしては、ありえなかった達成」であるとのお褒めのことばをいただきました。
具体ケースのご紹介 ケース3
民事再生業務・事業承継をトータルにサポート
C社(千葉県)は、レンタルビデオチェーンを経営していましたが、好調時に出店を拡大しすぎ、景気低迷とともに、不採算店舗が増大してゆきました。
ついには、所有不動産の一部に金融機関が競売を申し立てるまでに経営が悪化したため、当社にご相談がありました。
当社の財務分析の結果を踏まえて、弁護士・会計士・ノンバンクと戦略を練り、民事再生手続きと事業譲渡を組み合わせて、解決をはかることにいたしました。
当社は、民事再生手続きの申立書作成業務、申立後の財産評定、DIPファイナンスのあっせん、スポンサー候補企業の募集と選定、事業譲渡契約に至るまで、法律事務所と緊密な連携を取って、トータルにサポートをさせていただきました。
無事、リタイアされた社長からは、毎年、悠々自適の老後を楽しんでいると感謝のお手紙をいただいております。
具体ケースのご紹介 ケース4
不動産デベロッパーの再生コンサルティング
戸建住宅・マンションの開発・販売を行っていたD社(埼玉県)は、沿線の地価の上昇に伴い土地の仕入が困難になり、資金繰りが行き詰まることとなりました。
その段階で当社にご相談があり、国内外のファンドによる支援も模索しましたが、リーマンショック後の外資撤退の波の中、思うに任せず、最終的には、民事再生の申立を行うことになりました。
当社は、申立前の財務分析から、申立後の財産評定、ならびに再生計画案の作成に至るまでトータルにサポートさせていただきました。
民事再生手続き開始後、6ヶ月で120戸以上の在庫物件を売り切り、債権者である金融機関へはご満足いただける弁済を果たし、債権者集会においても再生計画案に賛成をいただくことができました。
D社は規模を縮小して、自主再建を果たし、いまでは関連会社ともども黒字に転換しています。
具体ケースのご紹介 ケース5
資金繰りの不安から解放
WEB関係の出版を手がけるE社(東京都)は、自社の経営状況を把握するツールとして、顧問税理士が毎月作成する試算表を参考にしておりましたが、試算表では将来のキャッシュフローが判断できないことから、当社へご相談がありました。
受任後、当社で資金繰表(日次・月次)を毎月作成しご報告したところ、資金運用の状況が鮮明になったり、資金の積み上がり状況が把握でき、入出金のバランスがとれるようになりました。社長様からは、資金繰の不安から解放され、将来の投資計画に役立つなどの高い評価をいただきました。
その後E社は、収支状況も改善し、清算バランスも大幅な黒字となっています。